あげものせんとう

作品詳細(あらすじ):
じゃがたは「あげものせんとう」が大嫌い。母親に「あげものせんとう」に行くように云われ、父に無理矢理、連れて行かれる。巨大な揚げ物鍋の「あげものせんとう」。そこには銭湯にきた食材が集まっていた。「あげものせんとう」の油に入浴するとウインナーは蛸ウインナー揚げに、豚はトンカツ、鳥はフライドチキン、雛は唐揚げに、なっていた。でもじゃがたは脱衣したり、泡だらけで洗ったり、湯を流して息が出来なくて目が痛くなったり、熱い油に浸かる「あげものせんとう」が嫌いだった。じゃがたは逃げ出すが、足を滑らせて熱い油に落ちる。油から揚げられたじゃがたはポテトフライになっていた。塩を振りケースに入れられ、店員に運ばれるとポテトフライを待っていた女の子に渡される。女の子は非常に喜び「ポテチフライが大好き」と話す。それを聞いたじゃがたはとても嬉しくなった。そして、じゃがたは、「あげものせんとう」が大好きになった。