とおくのほしの とおくのとち。
なにもない ここに
アルファ、ベーたろう、シータの3にんは
しごとに やってきました。
3にんのしごとは ほしを たのしくすること。
ここを どんなほしにするか はなしあって けいかくをたてます。
アルファは 3にんの リーダーです。「どんな ほしに しようか。」とききました。
ベーたろうは ちょっとこわがりで しんちょう です。だから、「だれもいないのは さみしくて こわいよ。」とこたえました。
シータは ぎゃくに らくてんかです。「それなら かわいい いきものが たくさんうまれるといいね。」とこたえました。
「それなら まずは いきものを つくろうか。」
アルファが タネをとりだしました。
これは うちゅうのたね。 とっても とくべつで ふしぎな たねです。
アルファが たねをまき、
ベーたろうが つちをかけ、
シータが みずをあげると…
たねは めがでて、 ぐんぐん そだちます。
そして、 それは 3にんが ねがった かたちに なるのです。
そろそろ しゅうかくです。
ほら! すてきないきものが とれました。
「つぎは どうしよう。」
「おなかが ペコペコだよ。」
「おいしいものが たべたいね。
あまいものと しょっぱいものと
おなががたっぷりふくれるものも。」
みんなで きょうりょくして たくさんの たねを まきました。
すると、ゆたかな もりが そだって たくさんの たべものが なりました。
こっちが パンの み で、
こっちは アイスクリームの はな。
これは ソーセージの き。
「あとはなにがひつようかな」
「あめにぬれるのはきらいだよ」
「おうち が いるね!かいてきで すみごこちのよい いえを ぜんいんぶん。」
これはとっても むずかしい しごとです。よくかんがえて かたちを きめなくてはなりません。
「たくさん へやが ひつようだね。」
「さむいのは いやだなあ。」
「おみずが ひつようじゃない?」
「ゆうひを ながめながら ねたいんだ。」
たくさんの ねがいが でました。いったい、どんなおうちができるでしょうか。
たねをまいて おおきく おおきく そだてます。
すてきな おうちが そだちました。
ここは だいどころ
ここは リビングルーム
きゃ! ここは トイレだった!ごめんね。
ひがくれてきたね。
おはなの ベッドで よるも かいてき…
あかりがなくて まっくら。 ランタンを そだてよう。
ここは すっかり にぎやかで たのしいほしに なりました。
これで 3にんのしごとは おわりです。たびだちのひが ちかづいてます。
「でも うちゅうせんは すっかりこわれてしまったよ。」
「あたらしい うちゅうせんが いるね! こんどは もっと おおきいやつ!」
「それなら タネをまいて そだてよう!」
たねが ぐんぐん そだちます…
じゅうぶん おおきく そだったら
みんなで きょうりょくして ひっぱります。
ずぼ… ぼぼぼぼぼ
りっぱな うちゅうせんが とれました。
つぎのほしに しゅっぱつです。
さようなら またね!
げんきでね!
みて! つぎのほしが みえてきたよ!
右に進みます